新NISAをきっかけに投資を始めた皆さん、最近のマーケットの荒れ模様に少しハラハラしていませんか?特に今日から始まった日銀金融政策決定会合は、僕たちの生活と資産に直結する超重要なイベントです。
まずはニュースを簡単に解説しますね。日本の中央銀行である日本銀行(日銀)が、今後のお金のルール(金利など)をどうするか話し合う会議が今日から2日間開かれます。
これまでは「そろそろ金利を上げる(利上げ)のでは?」という予想もありましたが、足元では中東情勢の悪化により原油価格が高騰し、先行きの不透明感が一気に強まりました。そのため、今回の会合では**政策金利の引き上げは見送られ、据え置かれる(現状維持)**という見方が大勢を占めています。日銀としては「物価や経済がどう動くか、もう少し慎重に見極めたい」という、いわば「様子見」の姿勢を強めている状況です。
このニュースを見て僕がまず思ったのは、「あぁ、世界は本当につながっているんだな」ということです。
遠い中東の紛争が、巡り巡って日本の金利政策を左右し、それが僕たちの住宅ローンの金利や、預金利息、さらには株価にまで影響を与える。投資を始める前は「中東のニュース」なんてどこか他人事でしたが、今は「ガソリン代が上がれば企業の利益が減るし、僕のバイト代の価値(購買力)も下がる……」と、自分事として捉えるようになりました。
僕は17年続けた自営業をたたみ、今は40歳でアルバイトをしながら人生の再スタートを切っています。
時給でコツコツ稼ぐ生活者の視点で言えば、今回の「金利据え置き」は、少し複雑な気持ちです。
もし金利が上がれば、銀行にお金を預けている身としては利息が増えて嬉しい反面、円安に歯止めがかからなければ輸入物価が上がり続け、スーパーでの買い物はさらに苦しくなります。
自営業時代は、景気の良し悪しに敏感でしたが、今は「日銀の植田総裁が何を語るか」が、僕の財布の紐をどれだけ締めなきゃいけないかに直結しています。バイト帰りにガソリンスタンドの看板を見て「また上がった……」と溜息をつく日々。そんな中での「現状維持」という判断は、嵐の前の静けさのようにも感じてしまいます。
今後の考察ですが、今回の「見送り」はあくまで一時的なストップに過ぎないと考えています。
円安は1ドル=159円台まで進んでおり、輸入品の値上がりによるインフレ圧力は相当なものです。日銀内部からも「早ければ4月か6月には利上げが必要だ」という声が出ているようです。
投資初心者の方が注目すべきは、今回の会合後の記者会見です。植田総裁が「中東のリスク」をどう評価し、「円安」に対してどれだけ踏み込んだ発言をするか。それによって、ゴールデンウィーク明け以降の株価や為替が大きく動く可能性があります。
今は「ほったらかし投資」が推奨される時代ですが、こうした大きな転換点では、自分の資産が「円安」に強いのか、「金利上昇」に強いのかを、一度チェックしてみる良い機会かもしれません。
最後に、皆さんに問いかけたいことがあります。
「金利が上がって預金利息が増える」のと、「金利が据え置かれてローン負担が増えない」の、今の皆さんにとってどちらが切実な願いですか?
世界が揺れている時こそ、自分の家計の「土台」をしっかり見つめ直していきたいですね。
※細心の注意を払っていますが、主観や見落としがあるかもしれません。僕も日々勉強中の身ですので、最終的な投資判断は必ずご自身でも情報を確認した上で行ってくださいね。