はじめに:なぜ多くの投資家が「オルカン」を選ぶのか
新NISAが始まり、多くの投資初心者が最初に検討する投資信託が「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。これ一本で、日本を含む世界中の先進国から新興国まで、数千社もの企業にまるごと投資ができるという手軽さが大きな魅力です。では、実際に運用した場合、どれくらいの利回りが期待できるのでしょうか。
オルカンの運用実績:1年・3年・5年・設定来で見る成績
投資信託の成績は、時期によって大きく異なります。例えば、直近の1年間を見ると、世界的な株価の上昇局面もあり、年間の利回りが20パーセントを超えるような非常に好調な結果を残した時期もありました。
また、3年、5年という中長期で見ても、市場の上げ下げを繰り返しながら、全体としては安定した成長を記録しています。設定来の運用実績を振り返っても、市場の荒波を乗り越えながら資産を増やしてきた歴史があります。ただし、これらはあくまで「過去の実績」であり、将来の運用成果を約束するものではない点には注意が必要です。
投資初心者が知っておくべき「魅力」と「リスク」
オルカンの最大の魅力は「世界中に自動で分散投資してくれること」です。特定の国や企業が不調でも、他の国がカバーしてくれるため、投資先を自分で選ぶ必要がありません。
一方でリスクもあります。世界経済が停滞すれば、オルカンの基準価額も下がります。また、為替の変動(円高・円安)も運用成績に影響します。特に投資を始めたばかりの頃に基準価額が下がると不安になりますが、これは全世界の株式に投資している以上、避けることができない「市場の変動」の一部です。
自分の資産にどう影響する?長期投資の考え方
私が投資を始めた7年前も、初めてマイナスを経験した時は夜も眠れないほど心配したものです。しかし、長い期間で見れば、世界経済は成長を続けてきました。
もしあなたが20年、30年先を見据えて資産を増やしたいのであれば、短期間の利回りに一喜一憂する必要はありません。「毎年これくらい増えるはずだ」と期待しすぎず、毎月決まった金額をコツコツと積み立てる。これが、多くの成功した個人投資家が実践している、最もシンプルで堅実な資産形成の方法です。
まとめ:ニュースに振り回されず「淡々と積立」を続けること
オルカンの利回りは時期によって大きく変化します。直近の1年で大きなプラスになったからといって、来年も同じ結果になるとは限りません。
確かな未来を断定することはできませんが、世界経済の成長を信じて「持ち続ける」という選択は、投資初心者にとって資産形成の大きな武器になります。ニュースで相場が荒れていると聞いても、気にせずそのまま積み立てを続けること。その積み重ねが、将来のあなたの大きな支えになるはずですよ。
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