【持ち株ホンダが6900億円の赤字!】配当はどうなる?暴落でも僕が「持ち続ける」理由と初心者の心構え

投資の世界に身を置いていると、時に心臓が止まるような速報が飛び込んできます。昨日、日本を代表する企業である**本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)**が発表した2026年3月期の業績予想は、まさにそれでした。

なんと、一転して「最大6,900億円の最終赤字」に転落するというのです。

僕の保有銘柄で過去1番に近いネガティブニュース、バイトの休憩中にこのニュースを見た瞬間、正直に言えば頭が真っ白になりました。昨日の今日で、株価も100円近く下落しています。皆さんも「自分の資産が溶けていく……」という恐怖に、今まさに直面しているのではないでしょうか。

今回は、この暴落が「事故」なのか「事件」なのか、そして僕たちが信じてきた「配当」はどうなるのか。僕なりの考えを全力でまとめました。

1. この巨額赤字は「事故」か「事件」か?

まず、投資初心者の皆さんに知ってほしいのは、今回の赤字の正体です。6,900億円という数字だけを見ると「倒産するの?」と怖くなりますが、その中身は**「EV(電気自動車)戦略の抜本的な見直し」**によるものです。

これまでホンダは北米を中心にEV化を急いできましたが、世界的なEV需要の鈍化を受け、計画していた3車種の開発中止を決めました。これに伴い、これまで投資してきた設備や開発費を「将来稼げなくなったもの」として、今のうちに損失として処理したのです。これを専門用語で「減損損失」と呼びます。

つまり、会社が潰れそうな「事故」というよりは、将来の成長が止まらないように、あえて今、溜まっていた膿(うみ)を自ら出し切る**「大規模な外科手術」**を行ったといえます。三部敏宏社長らが報酬を自主返上するという異例の対応からも、この「失敗を認めてやり直す」という強い覚悟が伝わってきます。

2. 配当は本当に出る?「DOE」という心強い味方

高配当を期待してホンダを保有している人にとって、最も気になるのは「赤字なのに配当金はもらえるの?」という点ですよね。

ここでキーワードになるのが、ホンダが導入している**「DOE(株主資本配当率)」**という指標です。

通常の企業は「その年の利益(純利益)」から配当を出しますが、赤字の年は出すお金がなくなってしまいます。しかし、DOEを採用しているホンダは、利益ではなく「会社がこれまで蓄えてきた貯金(純資産)」を基準に配当を決めます。

つまり、**「今年のお給料(利益)は赤字でマイナスだけど、将来のために貯めてきた貯金はたっぷりあるから、約束通り配当(年70円予想)は出すよ」**という姿勢なのです。この仕組みがあるおかげで、今回のような一時的な赤字でも、配当がバッサリなくなるリスクは比較的低いと考えられます。

3. 40歳・再スタート中の僕が「持ち続ける」と決めた理由

僕は今回、ホンダの株を売らずに「持ち続ける」と決めました。

僕は17年間の自営業を経て、一度すべてをリセットしました。その経験から学んだのは、**「失敗を認めて軌道修正する勇気が、最後に生き残る鍵になる」**ということです。もしホンダが、売れないと分かっているEVにそのまま投資し続けていたら、それこそ数年後には取り返しのつかない「事件」になっていたかもしれません。

ホンダには、世界一のシェアを誇る「二輪事業」という強固な稼ぎ柱があります。そして、今世界で求められているハイブリッド車の技術も一級品です。

「100円安では済まないかもしれない」という恐怖は、もちろん僕の中にもあります。時給で稼ぐ生活の中で、数万円、数十万円の含み損を見るのは本当に辛いです。でも、この巨額の「授業料」を払ってでも再生しようとするホンダの姿勢に、僕は一人の投資家として、そして同じように人生をリスタートさせた人間として、一縷の望みを託してみたいのです。

まとめ:嵐の時こそ「自分」を見失わない

投資初心者の方に最後にお伝えしたいのは、**「株価の変動=企業の価値のすべてではない」**ということです。

株価が下がっている今は、嵐の中にいるようなものです。でも、雨はやみます。その時、ホンダがより強く、効率的な企業に生まれ変わっているか。それを信じられるかどうかが、持ち続けるか手放すかの境界線です。

もちろん、投資に「絶対」はありません。夜も眠れないほど不安な場合は、資産の一部を手放して心の平安を優先するのも立派な投資戦略です。

皆さんは、このホンダの「外科手術」、成功すると思いますか? それとも、もう一度立ち止まって考え直しますか? ぜひ、皆さんのリアルな考えを聞かせてください。

※この記事はあくまで参考情報です。投資を行う際は、ご自身でよく考えたうえで判断してください。

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