1年間、勉強した。
朝1時間。
夜1時間。
本も読んだ。
動画も見た。
仕組みも理解した。
頭では、分かっていた。
長期。分散。積立。
投資はギャンブルじゃない。
でも――
「理解」と「実行」は別だった。
証券口座を開設する。
入金する。
そして、あの画面。
“買付”ボタン。
指が止まった。
本当にこれでいいのか?
下がったらどうする?
タイミングが悪いんじゃないか?
1年間も勉強したのに、
最後はやっぱり怖かった。
800万円を持っていても、
最初の一歩は震える。
銘柄。
金額。
積立設定。
何度も確認した。
そして――
押した。
たったそれだけ。
でも、僕にとっては
人生の大きな一歩だった。
金額は大したことない。
でも意味は大きい。
「お金に働いてもらう」
人生で初めての瞬間だった。
押した後、不思議と落ち着いていた。
増えるか減るかよりも、
「逃げなかった自分」
それが嬉しかった。
投資を始めたというより、
無知から逃げるのをやめた日だった。
ここから、
本当の資産形成が始まった。
そして、ここは強く伝えたい。
証券口座の開設で心が折れる人は、本当に多い。
スタート地点に立つ前に、やめてしまう。
書類が分からない。
用語が難しい。
設定が不安。
そこで止まる。
でも今は違う。
調べれば、情報はいくらでもある。
分からなければ、証券会社に電話すればいい。
聞けばいい。
動けばいい。
実際、僕の友人もそうだった。
最初は0。
0〜20は自分でやった。
途中で止まった。
少し手伝った。
30になった。
また止まった。
もう一度やった。
70になった。
そして100までやり切った。
今では2年間、積立を続けている。
30年後が楽しみだと笑っている。
一番ダメなのは、
一歩も進んでいないのに
「難しそう」と言うこと。
0のまま、悩み続けること。
少しでも変わりたいなら――
勉強だ。
行動だ。
最初の一歩は、
知識じゃなく、覚悟で決まる。
コメントを残す