[第15話]この480万円はお金じゃない。息子たちへ、本気で信じて託す

この文章は

読者へ、じゃない。

今16歳の息子へ

そして15歳の息子へ

お父さんから、

本気の話だ。

今、君たち名義で

積み上がっているお金がある。

ジュニアNISAで積み上げてきた分。

元本は240万円。

今の評価額は、約480万円。

倍になっている。

25歳になる頃、

どうなっているか。

お父さんも正直、楽しみにしている。

5年前から、

毎年お正月に話してきただろう。

「今年はどれくらい増えたか」

「やっているのは株式投資だ」

「全世界に分散している」

「まずは収入の10分の1を貯金しろ」

あの頃は、

正直よく分かっていなかったと思う。

今も、

たぶんピンときていないだろう。

それでいい。

すぐ理解しなくていい。

お父さんが伝えたかったのは、

テクニックじゃない。

姿勢だ。

派手じゃなくていい。

一発逆転じゃなくていい。

積み上げること。

続けること。

でもな、

これは魔法じゃない。

楽して増えた金じゃない。

ゼロから始めた。

特別な才能はない。

自営業17年。

退職金もない。

保証もない。

景気に振り回され、

不安な夜もあった。

相場が下がるたびに、

正直、心はザワついた。

「やめようかな」

そう思った日も一度や二度じゃない。

でも、

やめなかった。

怖くても、

続けた。

それだけだ。

この480万円の中には、

数字以上のものが詰まっている。

我慢した日。

欲を抑えた瞬間。

遊びたい気持ちを飲み込んだ夜。

自分に言い聞かせた朝。

全部だ。

だから簡単じゃない。

本当は、

自分に使いたい気持ちだってある。

老後だって不安だ。

正直に言う。

怖い。

それでも積み上げているのは、

君たちが、

まだ何者でもない今、

一番エネルギーがある時期に、

選択肢を持っていてほしいからだ。

このお金は、

安心のためじゃない。

挑戦のためだ。

成功しろとは言わない。

大きくなれとも言わない。

でも、

挑戦だけはやめるな。

失敗してもいい。

転んでもいい。

遠回りしてもいい。

そのための土台を、

お父さんは作っている。

制度もある。

税金もある。

簡単に全部ポンと渡せるわけじゃない。

ちゃんとルールの中で、

一番いい形で託す。

でも、

気持ちはもう決まっている。

これは、

君たちの未来のために積み上げた金だ。

どう使うかは、

任せる。

自分で挑戦するのもいい。

そのまま積み立てるのもいい。

思いきり遊びに使うのもいい。

お父さんは、

君たちを信じている。

ずっと背中は見せてきた。

楽な道ばかり選んでこなかったことも、

逃げずに積み上げてきたことも、

近くで見てきただろう。

だから大丈夫だ。

君たちは、

ちゃんと考えられる人間になる。

お金に振り回される人間にはならない。

人を裏切るような使い方もしない。

お父さんは、

そう信じている。

信じているからこそ、

託す。

縛らない。

条件もつけない。

それが、

お父さんの覚悟だ。

もし、

いつかこの文章を読む日が来たら、

思い出してほしい。

この480万円は、

ただの数字じゃない。

お父さんの時間であり、

覚悟であり、

そして信頼だ。

お父さんは、

君たちを信じている。

未来を信じている。

だから今日も、

積み上げている。

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