【バイト日記】ブロッコリー欠品事件から考えた、接客の「正解」と「真心」

バイトを始めて1週間。

ようやく足腰も現場の空気にも慣れてきました。1日8時間、しっかり働くリズムが体になじんできたところです。そんな中、昨日ちょっとした「事件」が起きました。

1. 注文後に気づいた「ブロッコリーがない!」

お客さんから、ポテト、チキン、ブロッコリーがセットになった注文が入りました。

マニュアル通りに準備を進めていたのですが、途中でとんでもないことに気づきます。「ブロッコリーの在庫がない……」。

上司も気づいてあたふたしていますが、すでにポテトは揚げ始めています。このままでは間に合わないと思い、私が直接お客さんのところへ説明に行くことにしました。

2. お客さんの優しい対応と、現場の混乱

「すみません、写真にあるブロッコリーが今、欠品しておりまして……」

申し訳なさと共にお伝えすると、お客さんは嫌な顔ひとつせず「じゃあ代わりに何がつくの?」と、自然な流れで聞いてくれました。

私はとっさに「少しサービスして、代わりのお品をお付けしますね」とお伝えし、注文をそのまま継続していただくことができました。厨房に戻って報告すると、上司は「入れるものなんてないし、どうしよう」と困り顔。結局、チキンを1個増やして対応することになりました。

3. 上司からの「一言」への違和感

商品を部屋へ運ぼうとしたとき、上司からこう言われました。

「こういうサービスは普段はやっていないので、今回だけですよって一言添えておいて」

正直、私は心の中で納得がいきませんでした。

今回の欠品は、注文を受ける前に在庫を確認できていなかった「こちらのミス」です。それなのに、代わりの品を出すことを「特別な恩着せがましいサービス」のように伝えるのは、人としてどうなのだろう?と感じてしまったのです。

4. 私が選んだ「自己判断」

結局、私はお客さんの前でニコニコと接しながらも、上司に言われた「普段はやっていない」という一言は飲み込みました。

欠品を伝えても快く許してくれ、そのまま待ってくれたお客さんに対して、非があるこちら側が余計な一言を添えるのは、せっかくの時間を台無しにする気がしたからです。上司も、そしてお客さんも、その後何も言わずにその日は終わりました。

あなたなら、どうしますか?

バイト1週間目の新人が、上司の指示を無視して自己判断で接客する。

これは、仕事としては「正解」ではないのかもしれません。でも、マニュアルや効率を優先するあまり、目の前のお客さんへの感謝や誠実さを忘れてしまうのは、どうしても嫌だったのです。

「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますが、接客における「真心」の線引きはどこにあるのでしょうか。

もしあなたが私の立場だったら、上司の指示通りに一言添えますか?

それとも、自分の感覚を信じて黙って商品を渡しますか?

バイト生活はまだ始まったばかりですが、こうした小さな葛藤を繰り返しながら、自分なりの「良い仕事」を見つけていきたいと思っています。

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